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長田センターより
長田センターより : 長田ニュース17号 巻頭言
投稿者 : h.yamamoto 投稿日時: 2012-08-08 09:45:30 (1960 ヒット)

九州北部水害被災地報告     

被災者生活支援・長田センター主事 柴田信也


7月3日より梅雨前線の停滞により九州地方では大雨が降り続き、特に7月11日〜14日にかけて「これまでに経験したことのないような大雨」に見舞われた大分県、熊本県、福岡県の広域にわたって、河川の決壊、氾濫、土砂災害などの甚大な被害をもたらされました。3日以降、継続的に九州教区と連絡を取り合い、被災情報の確認に努め、それらの情報から被災地を現認し、また被災された方たちを覚えていること、思いを寄せていることをお伝えたいとの願いをもって7月20日(金)・21日(土)に被災地を訪問しました。
熊本YMCA(以下、Yと略す)は阿蘇Y(研修施設)を拠点として阿蘇地域のボランティア活動を阿蘇市災害ボランティアセンター(以下、VC略す)と連携し7月15日よりその取り組みを始めていました。旧阿蘇町には117の地区があり、自治組織としての地区が過大な役割を掌握していることから、地区との合意なしに地域および被災世帯に関ることができにくい現状にあるため、支援の要請を直接受けても地区およびVCを越えて関りづらい現状にあり、この地域事情に困惑しつつ、更なる支援のあり様を検討していました。例えば、炊出しなどを通じ被災住民の声を汲み上げるところから地区に関っていくことなどの工夫が必要であることなどを話し合いました。確かに、過疎化・高齢化が進む地域では、ボランティアとは言え「よそ者」は警戒すべき対象であることはこれまでの被災地でも見てきましたが、いずれの地にあっても時間の経過と疲労の蓄積に比例して、支援を求める声は上がってくるものです。これまでの情報をうかがう中でも、時間とともに支援に対する現場の要請その形態は軟化してきているように感じられました。特に熊本Yは、阿蘇地域に4つの保育園を運営し地域や社会福祉協議会とのつながりも深いことから継続的な支援を進めることが可能であり、九州教区熊本地区としてもこれまでの関係を軸として連携できることと思われます。また、教会関係者が携わっている阿蘇温泉病院とその関連施設の介護老人保健施設、ケアハウス、緩和ケア病棟、透析センターが床上50センチの浸水被害があり、一日も早い診療の再開のために職員はじめボランティアが懸命に復旧作業にあたっておられました。その中に宮川経範さん(武蔵ヶ丘教会)を見つけ、職員の方を交えてお話を伺うことができました。
観光地として名高い耶馬溪も山国川の氾濫により各所で浸水被害が起こり、これからの観光シーズンに向けての準備がし進められる中に見舞われた災害は大きな打撃となっています。日田市VCでは、大雨警報が発令されており、昼にかけて50?を越える雨が降る可能性があり、安全確保最優先のためボランティア活動は休止となっていました。各地のVCも同様に休止でした。竹田市の被災地では断水が続き、小羊幼稚園では午前・午後あわせて6時間のみの通水であるため水が汲み置かれていました。園児家庭では全日断水の地域もあり、弁当が用意できないなどから2日間休園となりましたが、学校給食センターの協力で給食を提供できるようになって保育再開にこぎつけ、子どもの元気な声が戻ってきていました。しかし、突然に降りだす豪雨に不安を隠さない子どもがあるようで、その影響は今後も心配されます。
2日間の限られた時間で、同行いただいた難波さんと広安さんの協力をいただいて、広い被災地を駆け廻ることが出来ました。感謝です。その間にも大雨・洪水警報が各地では発令され、復旧活動は停滞し、被災家屋では片づけは遅々として進まないばかりか、「また、被災するのでは」との不安、暑さの中での苛立ちが被災者の中に募っていて、疲れの滲む顔で「休みたいです」と発せられた言葉に支援が必要とされていることが伝わってきました。水害は局所的被害であるため報道は急速に収束していきます。しかし被災者が生活を取戻すまでには多くの力と時間が必要です。今後も、九州教区と情報の共有、連携を図りつつ支援に取組んでまいります。情報提供ならびにご協力をよろしくお願いいたします。


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